匝瑳市長選挙 出馬表明

私はこのたび、匝瑳市長選挙に立候補する決意をいたしました。

その理由と、私が目指す市政の方向性について、
ここに述べさせていただきます。

匝瑳市の現状と出馬の理由

現在の匝瑳市は、非常に厳しい財政状況に置かれています。
市の一般会計が約160億円規模である中、
令和7年度には市民病院関連だけで約11億円を超える支出が見込まれています。
一方で、財政調整基金は残りわずかで、将来への備えが十分とは言えない状況です。

私は4年前の市長選の結果を重く受け止め、
その後、市議会議員として宮内市政の4年間を間近で見てきました。
市長が掲げた「3つの課題」「6つの重点政策」「7つの要点」について検証してきましたが、
残念ながら、その達成度は十分とは言えず、政策の方向性も4年前と大きく変わっていません。

今の匝瑳市には、これまでと同じ延長線上の市政ではなく、
現実を直視した大胆な見直しと決断が必要です。
そうした思いから、今回の出馬を決意しました。

病院建設問題への考え

最大の課題は、市民病院の建て替え問題です。
現時点で建設費は約75億円とされていますが、
周辺整備費や医療機器費用はまだ確定しておらず、
最終的には80億円、90億円規模になる可能性も否定できません。

財政調整基金がほとんど残らない中で、
この規模の事業を市単独で進めることは、
将来世代に大きな負担を残すことになります。
私は、市費負担を最小限、あるいは実質的に負担のない形での
病院整備を目指すべきだと考えています。

この病院問題に関しては、近隣 東陽病院と統合し、
市民の負担を軽減する形で建設を進めるべきであると考えます。

財政再建と新たな財源確保

財政の立て直しなくして、市民サービスの充実はありません。

匝瑳市のふるさと納税額は現在約6,000万円にとどまっていますが、
他自治体では数十億円規模の実績を上げている例もあります。
匝瑳市にも魅力ある資源はあり、戦略次第で大きな可能性があると考えています。

また、これまで活用されてこなかった企業版ふるさと納税についても積極的に取り組むべきです。
民間企業との連携を強化し、財源確保と地域活性化を同時に進めます。

子育て支援と市政のスリム化

子育て支援についても、組織は整備されつつありますが、内容はまだ十分とは言えません。
学校給食の無償化などについても、企業版ふるさと納税などの特定財源を活用すれば、
実現の可能性は十分にあると考えています。

同時に、市の事業全体を見直し、無駄を省き、
必要なところに重点的に投資する「スリムで強い市役所」への転換が不可欠です。
職員の士気を下げるような安易な給与削減ではなく、前向きに働ける環境づくりこそが、
市民サービスの向上につながると考えています。

市民の皆さまとともに

匝瑳市は、悠長に時間をかけていられる状況ではありません。

今こそ、現実を直視し、将来に責任を持つ市政へと舵を切る時です。

私は、市民の皆さまと正面から向き合い、持続可能な匝瑳市をつくるため、全力で取り組む決意です。

どうか皆さまのご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。